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みなさん、こんにちは。
奈良県生駒市の井上勇夫税理士事務所 税理士いのうえ君です。
今日は10月16日(水)です。
今、8月末決算業務でバタバタしています。そのため、ブログがご無沙汰になってしまい、ごめんね。
4日ぶりのブログ更新となります。
4日前の10月12日(土)のブログは、「店内かテイクアウトかを聞かれました。 ~消費税軽減税率について~」について書きました。
今日のブログは、「金融機関は決算書のどこを注視しているの?」について書きます。
金融機関は、資産の実態はどうなのか、粉飾決算をしていないか、という視点からおもに以下の点から決算書を注しています。
(1) 売掛金
売上に対して売掛金が多い場合、回収が困難なもの、倒産した取引先の債権などが含まれていないか、また、その回収可能性を注視されます。売上債権回転期間などの注視されます。
(2) たな卸資産(在庫)
在庫の金額が多ければ、き損、陳腐化などにより売れないもの、商品価値のないもの、架空のものがないかどうかを注視されます。また、棚卸資産回転機関なども注視されます。
(3) 固定資産
既に存在していない固定資産が帳簿上残っていないか、過剰投資をしていないか等を注視されます。また、減価償却が正しく行われているかどうかも注視されます。
(4) 仮払金
仮払金が計上されていると、資金が社外に流出していないかどうかを注視されます。
【出典】 TKC事務所通信 2019年10月号