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税理士プロフィール
京都府城陽市出身。
奈良産業大学経済学部経済学科卒業。大学在学中に奈良の魅力を感じ、将来奈良で税理士事務所を経営できればと思うようになりました。
大学卒業後は2件の会計事務所を勤務し、平成16年に奈良県生駒市で井上勇夫税理士事務所を開業しました。
平成19年には行政書士登録をし、会社設立・許認可申請などの業務も行っています。
税理士いさお先生の130%お得情報ブログ
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2018/07/31
会計「月次決算データは経営者と社員、金融機関、会計事務所との共通語②」について



みなさん、こんにちは。奈良県生駒市の井上勇夫税理士事務所 税理士のいのうえ君です。今日は7月31日(火)です。
ブログも19日ぶりの更新です。7月も今日で終わり・・・明日からは8月になります。7月の14・15・16日から気温が急激に上昇し、毎日天気予報やニュースでも異常な暑さとして熱中症対策をして下さいと注意を呼びかけています。確かに今年は異常気象ですね・・・この暑さは日本どころか世界中異常な暑さとなっています。皆様も、熱中症対策をしてこの暑さを乗り切りましょう!
今日は久しぶりのブログ更新で、7月11日に書いた『会計「月次決算データは経営者と社員、金融機関、会計事務所との共通語」』の続きを書きます。


月次決算を早期化し精度の向上をはかる

正しい経営判断に必要なことは、月次決算の早期化と精度の向上です。月次決算の基本は、日々の記帳と現金管理・書類等の整理保存・売上、仕入の計上を日々きちんと行うことが大切です。

(1)売上・仕入を早期に掴む仕組みをつくる

月次決算の早期化には、下記の仕組みをつくることが大切になります。
・取引先に請求書の早期発行を依頼する。
・納品書ベースで売上、仕入を計上する。
・販売・購買システムの導入を検討する。
・月次の数値が早く見たいと経営者が意思表示をする。

(2)必要に応じて、月割計上する

月次決算の12か月分の累積が、期末の決算数値になります。月次の損益や経営者の経営判断に影響するような金額の大きいものや重要性の高いものについては、月割や概算額を計上して発生額を平準化し損益への影響を回避することができます。

①減価償却費・賞与見積額の計上

減価償却費は年間見積額を月額計上すれば、月次の業務に反映させることができ、賞与は年間の見積額を月割計上すれば、賞与支給月に費用負担が集中することを避けることができます。

②在庫の計上

実地たな卸を毎月行い、月末の在庫を計上すれば売上原価と粗利益を掴むことができますが、毎月の実地たな卸は容易ではないため、金額の大きい商品や予定原価率によって概算計上するなどの方法によります。

③年払いの経費の月割計上

労働保険料や固定資産税、損害保険料など年払いや特定月にまとめて支払う経費のうち、月次の損益に大きく影響する項目については月割計上します。


以上、2回に分けて書きましたが、月次決算の早期化や精度向上に捉われすぎて経理業務を煩雑化しては意味がありません。自社に合った経理処理を見つけて自計化システムの効果的な利用を検討して下さいね。


【出典】TKC事務所通信  平成30年8月号より